CUSTOM CASE

オリジナルチュービングの製作 – エンジンルームをよりスタイリッシュに

エンジンルームのカスタマイズは、車の性能向上だけでなく、見た目の美しさも追求するオーナーにとって重要な要素です。今回は、エンジンルームの見た目を大幅に向上させるオリジナルチュービングの製作について紹介します。既存の黒いチューブをステンレス製に変更することで、高級感と洗練された印象を与えます。

製作のポイント:

  • ラジエーターからリザーバータンクまでを一本のチューブで繋ぐことでエンジンルーム内の見た目をすっきり整える
  • 溶接を使用せず曲げ技術のみで製作。これにより、滑らかな曲線美を実現し、より洗練された外観に。
  • 末端の処理:チューブの末端をシリコンゴムチューブで止める際、抜け防止のためのくびれを制作。

作業工程:

  1. 設計・計測
  2. チューブの切断
  3. チューブの曲げ加工
  4. 末端処理:チューブ末端にくびれを制作
  5. 仮組み・調整
  6. 最終組み立て
  7. テスト・確認

チューブの末端をシリコンゴムチューブで止める際、抜け防止のためのくびれ作りに苦心しました。
8mmのメインチューブの先端に10mmのチューブを2mm幅で切って溶接し、末端に抜け止めを施しました。この微妙な径の調整と溶接作業は、高い精度と技術を要しました。このくびれが適切でないと、使用時に液漏れのリスクがあります。

元のチューブが設置されていたところに穴が空いていたので、テーマカラーの赤いボルトを付けてみました。

オリジナルチュービングの製作は、技術と忍耐を要する作業ですが、完成したときの満足感は格別です。エンジンルームが美しく生まれ変わり、愛車への愛着がさらに深まることでしょう。
ただし、冷却系統は車の安全性に直結する重要なパーツです。実際の施工には経験豊富なプロに相談することをお勧めします。

この記事が、あなたのカスタマイズの参考になれば嬉しいです!
美しく機能的なエンジンルームで、さらなるドライビングの喜びを味わってくださいね!

カスタマイズメモ

制作期間
1日〜
参考価格
材料・作業費込み1万円〜
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