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ステンレスパイプで冷却水のラインを作った

弊社の得意分野であるパイプを使った作業になります。

今回のご依頼は静岡県のショップさんのご依頼になります。
実はこのショップさん、弊社のチェイサーを購入させていただいたショップさんになります。
エンジンルームの綺麗さをみてこの冷却水ラインのパイプが気になったようで
SNSからご連絡をいただきました!
すごいことですよね、購入させていただいたところから購入したいと連絡くるなんて(笑)
今回は自走で持って行ける段取りがついていたので製作させていただきましたが
本来なら形が崩れてしまうといけないもので厳重な梱包が必要になるので
発送とかはしたくない品物になります(汗)

まずは使用するパイプ。いつも使用するのは磨きのパイプでマフラーに使用するような
径の大きなものになりますが、今回は8パイの小さいサイズになります。
細かい作業は得意な方なので楽しいです。

こんな感じで車両の形に合わせてまげていきますよ。
パイプベンダーと呼ばれるやつです。
寸法の取り方や曲げ方のコツがいる代物です。
慣れたらめちゃくちゃ早く作業できますが・・・
なかなか時間のかかる作業になります。

パイプ径は8パイですが、厚みは1ミリなのでパイプの取り扱いには注意が必要です。
折り曲げ方が雑だと変なところで折れ目が付いたりして見栄えが悪くなります。

同じ車両に対する製作でしたので、弊社のJZX100に合わせて製作していきます。
これが別の車種になると製作できなくなるので、1日から2日ほど
お車の方をお預かりさせていただくことになると思います。

ある程度形が出来たら手曲げできっちりと沿うように合わせこんでいきます。

10パイのパイプを切断したものを製作したパイプの先端に溶接取付。
かなり神経を使う溶接ですね(笑)

横から見るとこんな感じ。
この後綺麗に粗目からペーパー掛けをしていき、最終♯1500番までペーパーがけをし
その後にブルーマジックで鏡面仕上げをして終了です。

仕上がったものを簡単に梱包して、弊社のチェイサーで静岡県まで運びました(笑)

普段は絶対にやらないサービスですが、1JZドリフトミーティングへ参加するついでに
お渡しすることが出来て本当によかったと思います。