
エンジンルームのカスタマイズは、車の性能向上だけでなく、見た目の美しさも追求するオーナーにとって重要な要素です。今回は、エンジンルームの見た目を大幅に向上させるオリジナルチュービングの製作について紹介します。既存の黒いチューブをステンレス製に変更することで、高級感と洗練された印象を与えます。
製作のポイント:
- ラジエーターからリザーバータンクまでを一本のチューブで繋ぐことでエンジンルーム内の見た目をすっきり整える
- 溶接を使用せず曲げ技術のみで製作。これにより、滑らかな曲線美を実現し、より洗練された外観に。
- 末端の処理:チューブの末端をシリコンゴムチューブで止める際、抜け防止のためのくびれを制作。
作業工程:
- 設計・計測
- チューブの切断
- チューブの曲げ加工
- 末端処理:チューブ末端にくびれを制作
- 仮組み・調整
- 最終組み立て
- テスト・確認






チューブの末端をシリコンゴムチューブで止める際、抜け防止のためのくびれ作りに苦心しました。
8mmのメインチューブの先端に10mmのチューブを2mm幅で切って溶接し、末端に抜け止めを施しました。この微妙な径の調整と溶接作業は、高い精度と技術を要しました。このくびれが適切でないと、使用時に液漏れのリスクがあります。


オリジナルチュービングの製作は、技術と忍耐を要する作業ですが、完成したときの満足感は格別です。エンジンルームが美しく生まれ変わり、愛車への愛着がさらに深まることでしょう。
ただし、冷却系統は車の安全性に直結する重要なパーツです。実際の施工には経験豊富なプロに相談することをお勧めします。
この記事が、あなたのカスタマイズの参考になれば嬉しいです!
美しく機能的なエンジンルームで、さらなるドライビングの喜びを味わってくださいね!