
お客様が出先でベルトの音がするから見てほしいと、ガソリンスタンドに駆け込んだそうですが
そのときに言われたのがオイルが漏れていて
オイルがベルトに付着しているから音が鳴っている。
直すと高くつくと言われたようで、弊社に点検後直すのが高くなるようなら
中古を探してほしいと言われて入庫したタントL350Sになります。

手前のオイルパン廻り、タイミングベルトカバー廻りに大量のオイル付着を発見。
結構垂れているのですが、当たり前ですがベルトに付着するようなことはございません。
ガソリンスタンドで見てもらうのは辞めてください(笑)
もっともらしい適当なことを言ってその場をしのぐだけです。
弊社のように時間をかけて点検するとそのような答えにはなりません。
どうしてベルトが鳴いているのかというと・・・
単純にベルト緩んでおりました。
エンジンを空ぶかしをするとベルトがぶるぶると震えるくらいに(笑)

ベルト、プーリーに異常がないか、亀裂がないか確認を行って、張り調整をしていきます。
この車両はファンベルト側と、クーラーベルト側とあるので両方の張り調整をしておきました。
オイルは結構漏れている旨と、オイルがベルトに付着しているわけではないこと、
張り調整だけで直ったこと、17万キロ走っているのでオイル漏れの修理をするとなると
タイミングベルトやウォーターポンプ、シール関係の交換で
10万円くらいはかかることをお伝えしました。
オイルも結構減っていたことからよく漏れているようなので、早めの修理をお伝えしたところ
やはりもう乗り換えたいというお話をいただき、お車を探すことになりました。
弊社で中古車購入していただけるなら、ベルトの張り調整のお代は結構ですよ。
とお伝えしました(笑)
弊社セカンドオピニオンもなんなりと言っていただければなと思います。
その時のお車の状況、点検した人の技量によって結果は変わります。
修理工場によって金額も変わります。
いつもやってもらってるから。。。という理由で同じところに預けるのも
もちろん素敵なことですが、物価高、不景気、税金増し増しの世の中、
少しでも修理代金を下げるのは大事なことだと思います。