

前にチェイサーのステアリングラックをリビルト品に交換したときにスペーサーを挟みました。
この作業を詳しく解説しますと、ステアリングラックに付いているタイロッドというものを取り外して、この外したところにミリ単位の厚みのスペーサーを入れるという作業です。
スペーサーを入れたらタイロッド全体が伸びるのでタイロッドエンドで短くしていく必要があります。
このときに長さ変わらないなら意味ないって話をたまに聞きますが、ラックのなかへ入り込む部分が増えます。4ミリ入れると4ミリはラックの中に入り込むので4ミリ分押し出すことができます。
この作業は心の折れる作業です。
4.5ミリまでの間でいいところを探す旅に出ます。
アライメントを調整して当たるか当たらないかの確認を一回一回行いながら作業をしていきます。
スペーサーを入れてアライメントを取って外して、を2回ほど繰り返して
ギリギリ当たらない位置を探し出して作業を終了することができました。

こんなちっぽけなスペーサーでかなりドリフトがやりやすくなります。
これは昔FC3Sに乗っていたときにも施してたカスタム。
これ一つで格段にスピンが減って乗りやすくなったことを今でも思い出します。
あのときの感動ほどはなかったですけど、入れてると入れてないとでは
拳一個分、ハンドルが切れるようになるのはとても大きいのではないでしょうか。
ナックルとスペーサーで愛車ドリフトを簡単にしてみませんか?
こういった作業も承っております。気になることがあればご連絡ください。