

いきなりバラされたフロントブレーキ廻り(笑)
弊社チェイサーのナックルを切れ角アップナックルに交換します。
今回取付したのはたにぐち自動車さんのスピードマスターという初心者向け?の商品になります。
純正の横ナックルを取り外しまして、間に挟み込むだけ!
そしてロアボールジョイントが付いている部分だけを切断して取り付けます!

このナックルって挟み込むからロールセンターアダプターと同じ役割をしつつ
トレールも少し付けるような穴位置になっているのでとても期待できます。

なるべくなら新品を使いましょう!
自分はまたすぐに自分で切れ角ナックルを作る予定だったので
付いていたやつをぶった切ってしまいました(笑)

しっかりとトルク管理を行っての作業をしていきましょう。
足回りのトラブルは洒落にならないので。(どんなトラブルでも洒落にはならないですね)
ここまで取り付けたらタイロッドエンドを取付けるだけかと思いきや・・・
タイロッドのネジ部分のかかりが悪い。
5ミリくらいしかかかってない状態でしたので
タイロッドを16系アリスト用のタイロッドに変更です。
元々は110系のタイロッドエンドを取り付けていたのですが・・・
ロアアームの延長が30ミリなので指定のロアアームより
5ミリほど長いロアアームを取付していたので、かかりが悪くなっていたと思われます。

だいぶオフセットされているので、ホイールの逃げに使うもよし、
ロアアームについているテンションロッドの取付ボルトの逃げ側に使ってもよし。
とりあえずどちらが右で、どちらが左かよくわからないので、適当に逃げやすいように取付しました(笑)

こんな感じでがっつり当たってしまいます。
これはなぜだかというと・・・
もともとこの車両にはURASさんの5ミリの知恵の輪が入っていたのです。
5ミリは入りすぎでラックブローの危険があり、すでにラックからのフルード漏れも起きていたので
今回の取付のタイミングで5ミリの知恵の輪は抜いておきました。
それでも純正にはないくらい切れるようになったので満足でした。
ですが・・・

さらにトラブルが(笑)
切れ角があがってブレーキホースを留めているブラケットにタイヤが当たるようになり
非常に危険な状態になってしまったのでブレーキホースブラケットを切断してしまい
もっと内側に取付することにしました。

余っていたアングルをそれっぽい形に切断して・・・

溶接でさらに内側に取付。
これでブレーキとタイヤが干渉することはなくなりました。
今回はタイラップで留めていますが・・・車検はこれではだめなので
何か対策を考えなくては駄目ですね。
ようやくどこにも当たらないようになりましたが、しっかりアライメントをとってみないと
まだわかりませんが、スペースが結構あいているので安心してアライメント調整できることでしょう。
今回はたにぐち自動車さんのスピードマスターという切れ角アップナックルを取付しました。
親切丁寧な説明書もついているので、少し知識のある方だと取付できると思いますが
しっかりトルク管理を行っての作業をやるようにしましょう。
弊社では色んなナックルの取付、アライメント調整も行っておりますので
お気軽の問い合わせください。