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リビルトのステアリングラックに交換

弊社のチェイサーはドリフトにも街乗りにもお客様のとこに行くのにも
使用するスーパーカーでございます。
ずっと気になっていたことがあって、それは微妙にパワステフルードがラックブーツのところから漏れていたこと。
いわゆるこれはラックブローと言われるやつで、タイロッドの付け根に知恵の輪と呼ばれるスペーサーをいれているとブローしやすいと言われています。
知恵の輪というのはURASのもので野村謙というドリフト界のレジェンドの立ち上げた会社で
そこが出しているただの輪っかです(笑)←怒られるぞ。

そのスペーサーを入れているとスピンしたり強い入力があったときにシール部分より奥に
タイロッドが行くことでフルード漏れを起こすというものです。
自分のもなんと5ミリのスペーサーが入っていて、実はJZX100のラックは5ミリ入れると
ブローしやすいと言われています。

なので4ミリとか3ミリとかにとどめておく方が無難です。
弊社のチェイサーも結構漏れてタンクが空っぽになるようになってきたので
パワステポンプが壊れないうちにラックを交換しました!

リビルト品の方がタイロッドが太かったのでラッキーでした。
取付方法としてはハンドルを真ん中にしてスプラインのポンチ合いマークをしっかり合わせること。
ついでに低圧ホース、タンク関係も新品に交換しておくと気持ちがよいと思います。
まだ部品も出るのでさすがトヨタ車だなぁと思いますね。
足回りの部品はしっかり締付トルクの管理を行って作業しておかないと
のちのちトラブルになりやすいのでここらへんはしっかりと慎重に作業していきました。

無事に組みあがったらフルードのエア抜きを行って終了です。

今回はステアリングラックをリビルト品に交換しました。
まだリビルト品が出てくれるのでとてもありがたいですね。