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懐かしの15クラウンの中間タイコストレート化

弊社ではよく古い車のオーナーさんから連絡をいただくことがあり・・・
この度も「テールピースだけ交換したんだけどもう少しだけ気持ちの良い音にならない?」
というお客様の声から製作がスタートしました(笑)

触媒から後ろについている中間タイコを取っ払いました!
この中間部分だけの変更はせっかくお客様が購入されたテールピースの出口部分が
歪んでしまう可能性もあり難作業です。
リアバンパーとのバランス、高さ、全てをしっかり確認しながらの作業は神経をすり減らします。

古い車はマフラーを取り外すのも一苦労です。
ボルトが錆びてて回りにくかったり・・・
今回も固くて外れなかったのでグラインダーでボルトを切断して外しました(笑)

前から、後ろから、どんどん繋げていき、一番気を使う繋ぎ合わせの部分。
ここがしっかり無理なく繋がらないとバンパーとテールピースのバランスが狂ってしまいますので
慎重に作業をしなければなりません。
そしてしっかり角度と寸法を割り出し、パイプをカットして溶接仮止めをしていきます。

すべての仮止めが終了したら、ボルトを外して外へ出して楽しい楽しい本溶接の時間。
この本溶接、仮止めの時間にくらべてあっという間に終わってしまうので少し悲しいわけです。
溶接作業ほど段取りに時間かかるものも無いと思います。
今回は割愛しますが、またマフラー製作の段取りだけのブログも書いてみようと思っています(笑)

美しい溶接をするには根気も必要。
弊社の車の作業場にはポジショナーがないので少し時間はかかります。
時間かかった分だけ濃い虹色が出てきます。
あまり虹色(テンパーカラー)は出さない方が良いとされていますので
またポジショナーの導入は検討しなくてはいけませんね。

触媒以降からテールピースまでの中間部分をストレートで製作させていただきました。
60.5パイという太さのパイプを使用していますので
1JZのNAエンジンの音がさらに研ぎ澄まされクリアなのにパワー感のあるサウンドになりました!

弊社ではお客様のご要望に合わせて、製作することを得意としています。
マフラー一つとっても十人十色。
いろいろな注文をくださるお客様と出会うことで弊社を成長させていただけると思っています。
気になる方はLINE登録からのメッセージかメールにて問い合わせください。